何をするのか

東シナ海の生物環境システムを把握するため、それを支配している栄養塩の循環を明らかにする。

陸棚域に栄養塩が流入する経路として、河川、黒潮中深層、台湾海峡および大気経由、そして海底からの溶出と湧水を考える。

それらの栄養塩が生物基礎生産に寄与する過程を解明するため、物理・化学・生物学的手法を用いた機動的な観測を周辺国と共同で実施する。

得られた結果を、高精度の数値モデルによって解釈し、近い将来想定される様々な環境変化によって起こりうる東シナ海の海洋 環境の変化を予測する。