海洋環境エネルギー工学分野の紹介

海洋環境エネルギー工学では、海洋エネルギー工学、海洋環境工学に関わる複雑な形状をした構造物と自由表面流体との相互作用について、流体力学的な研究を行っています。具体的には、自由表面流体と弾性構造体の連成解析、及びマルチスケール・マルチフィジックスシミュレーションについて、新しい計算流体力学手法の開発と応用に関する研究、同時に関連する理論と実験による研究に取り組んでいます。

主な研究テーマは、
(1) CIP法、MPS法に基づく流体・構造連成解析手法の開発
(2) 海洋構造物波浪災害予測とその防止に関する研究
(3) 大規模浮体式洋上風力発電プラットホームに関する研究
(4) 船舶の省エネ技術に関する研究
(5) 局所大気汚染拡散と制御に関する大規模数値シミュレーション


個別課題の一部紹介

大型洋上浮体(メガフロート)の研究

CFDによる波浪中船体運動シミュレーション

スロッシング現象の実験・数値シミュレーション

細胞運動のシミュレーション

連結された養殖生簀浮体の動揺シミュレーション