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 自然エネルギー統合利用センターでは種々の再生可能エネルギーを研究対象とし、その新しい取得技術の開発、取得方法の効率化、複数の自然エネルギーのハイブリッドかつ高密度利用法の研究開発を行う。これらを統合的に取り入れて「創る」、「蓄える」、「送る」、「利用する」の4要素を効率的にネットワーク化する新エネルギー社会の実現に寄与する。筑紫地区においてエネルギー基盤技術国際教育研究センターと協力し、創自然エネルギー部門として教育研究分野を兼任する。
 センターは2分野(講座)体制で構成されている。

自然エネルギー複合利用分野
Renewable Energy Integrated Utilization Section
(平成25年度設立)

 洋上浮体式複合エネルギーファームの実現を当面の研究課題とする。世界で初めての本格的浮体(浮き島・プラットホーム)を建設し、風力、太陽光に加え、潮流、波力などの自然エネルギー機器を複合的に備え、一つの面積、体積空間で、自然エネルギーを最大限に取得する研究に着手する。今後、世界のエネルギー供給システムの姿である分散型複合電源ファームを世界に先んじて実現する。

自然エネルギーシステム分野
Renewable Energy System Section
(計画中)

 再生可能エネルギー機器の特徴は、面積機器と言われるくらいエネルギーを取得するために広大な面積が必要である。次に計画するセンター内の第2分野は、高密度エネルギーファーム、すなわち陸地では、風力、太陽光の高効率ハイブリッド、あるいはこれらに相当する全く新しいウインドソーラータワー(熱上昇風の生成に地熱エネルギーなども利用可)などの発電施設を研究する。加えて、陸上でも、洋上でも自然エネルギーの変換、貯蔵、輸送をなるべく高効率で実現する課題に挑戦する。