新エネルギー材料工学分野 Renewable Energy Materials Engineering

 本研究グループでは、「省エネ」「創エネ」「SDGs: Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に資する機能性材料の研究開発を行っています。具体的には、2014年ノーベル物理学賞の受賞対象材料である窒化物半導体(次世代半導体)の更なる高品質化と低損失電力変換デバイス・高効率太陽電池・未踏波長光源への応用を目的として理論・実験研究を推し進めています。具体的には、『プロセス・インフォマティクス』による次世代半導体開発の加速を行っています。窒化物ガリウム(GaN)パワーデバイスにおける電力変換損失は現行のシリコン(Si)パワーデバイスにおける損失の約1/10と見積もられており大きな省エネ効果が期待されています。窒化物半導体系の多接合太陽電池が実現すると40.4%の変換効率が得られると予測されています。また、窒化アルミニウム・ガリウム(AlGaN)を用いた深紫外(UVC)LEDは水銀灯に代わる環境負荷の少ない殺菌・浄水用光源として有望視されています。
 現代社会は、新型感染症の発生・拡大を経験して新たな生活様式、産業活動スタイルへと移行しています。材料開発の分野においても新たな「マテリアル革新力強化」の在り方が問われています。本研究グループで推進している『プロセス・インフォマティクス』の構築は、これからの時代に即した重要な研究テーマの一つです。

[受験生の皆様] 大学院入試については『こちら』をご覧ください。