応用力学研究所研究集会

地球温暖化と急激な経済発展が
東アジア域の海洋・大気環境に及ぼす影響の解明

日時: 2013年3月18、19日 9:30-12:30
場所: 九州大学応用力学研究所W601
3月18日
課題1: 海洋・大気中の様々な物質の輸送・混合過程の解明や、生態系など海洋環境特性の理解
9:30-10:40
・台湾海峡通過流量のモニタリングによる季節変動
松野 健・市川 香・C-T. Liu
・東シナ海と日本海の低次生態系の相違
柳 哲雄
・夏季釜山沖の傾圧流速変動に関する数値実験
三城 希雄志
10:50-12:00
・GPSを用いた対馬海峡SSDT測定と黒潮上流域全幅海洋レーダ観測の試み
市川 香
・バーチャルモアリング用円盤型水中グライダーの性能改善
中村 昌彦・伊藤 譲・小寺山 亘・稲田 勝・野田 穣士朗・丸林 賢次・兼原 壽生・青島 隆
・日本海盆―大和海盆境界域における長期深海係留観測
 千手 智晴
12:00-12:30
招待講演
・Atmospheric influences to interannual-to-decadal SST variability in the western North Pacific
Young Hyang Park
 
3月19日
9:30-11:00
・衛星搭載レーダとライダ利用による雲粒子とエアロゾルの物理特性とそれらの変調解析
 岡本 創、佐藤 可織*、江口 菜穂
・アジア域の大気汚染質のソース・リセプター解析の進展
鵜野 伊津志
 
課題2:
海洋・大気環境が激変している東アジア縁辺海域の海洋構造とその変化が、「ローカルな気象現象」や「大陸-海洋スケールの大規模な気象・気候システム」に与えるインパクトに焦点を当てた研究
・日本周辺の海況が気象に与える影響
山本 勝
・沿岸海洋モデルDREAMS_Cによる急潮予測
広瀬 直毅
 
課題3: 観測・実験・数値モデルの手法を通して、海洋の鉛直混合過程の定量的な理解を進め、精度よく現実の現象を再現できる計算手法の確立を目指した研究
11:10-12:30
・海洋表層境界層の風による流れと乱れ:熱フラックスの影響
吉川 裕
・東シナ海陸棚上の海底境界層内で観測された潮汐歪みによる周期的成層
遠藤 貴洋、吉川 裕、松野 健、和方 吉信
・潮汐乱流のLESによる数値シミュレーション
和方 吉信
・Benney-Luke方程式の数値計算と水槽実験 ---二次元非線形波動の詳細な解析に向けて---
辻 英一