平成25年2月吉日

各位

九州大学応用力学研究所
大屋　裕二

柳 哲雄 教授　最終講義のご案内

師走の候、皆様方におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、来年3月末日をもって九州大学をご定年・退職されます柳哲雄教授の最終講義のご案内をさせて頂きます。先生は昭和49年に愛媛大学工学部助手に採用され23年間愛媛大学で教鞭をとられた後、平成9年に九州大学応用力学研究所の教授として着任され、応用力学研究所長、東アジア海洋大気環境研究センター長などを歴任されました。この間、沿岸海洋学の第一人者として、瀬戸内海をはじめとする国内の沿岸域から東シナ海や日本海といった東アジア縁辺海、さらには東南アジアの沿岸域を対象に、海域の物理過程および生物化学過程を含めた物質循環に関する研究に従事されました。さらに、長年の研究から「里海」という概念を提案され全世界へ「Satoumi」を広められました。また、LOICZ(沿岸域における陸域-海域相互作用研究計画)を始め様々な国際研究計画の主要メンバーとして活躍され、沿岸海洋学の国際的な進展に尽力されました。

今回、ご定年・退職という区切りを迎えられるにあたり、先生のこれまでの研究・教育を振り返り、また今後への助言等ご教授いただくために、最終講義を下記のような日程で予定しております。年度末でご多忙のことと存じますが、是非ご出席頂きたく、ご案内申し上げます。また最終講義の後、下記のように祝賀会も催されます。最終講義とともに、祝賀会へも是非ご参加下さいますようご案内申し上げます。

記

--- 最 終 講 義 ---

--- 祝　賀　会 ---