柏木 正(かしわぎ まさし)

九州大学教授
応用力学研究所 基礎力学部門 界面動力学分野
総合理工学府 大気海洋環境システム学専攻 海洋システム力学研究室

〒816-8580 福岡県春日市春日公園6-1
TEL: 092(583)7747 (直通), FAX: 092(592)4832

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略歴

  • 1974年3月   愛媛県立今治西高等学校卒業
  • 1974年4月   大阪大学工学部造船学科入学
  • 1978年4月   大阪大学大学院工学研究科造船学専攻修士課程入学
  • 1980年4月   同上 博士課程進学
  • 1983年4月   神戸商船大学商船学部航海学科助手
  • 1984年3月   工学博士の学位(大阪大学)を取得
  • 1985年9月   九州大学応用力学研究所助教授
  • 2001年9月   九州大学応用力学研究所教授
              現在に至る
  • 1991年〜1992年 マサチューセッツ工科大学 客員助教授(文部省在外研究)

研究内容など

  時間領域での浮体動揺に関する非線形数値計算法に関する研究
浮体による非線形造波現象や波浪中での非線形動揺が、精度良く長時間にわたって計算できるような方法を検討している。効率の良いRadiation 条件の満足のさせ方、時々刻々の精度良い圧力積分法、高次境界要素法の適用などが主な検討項目である。

  超大型浮体式構造物の流力弾性挙動に関する研究
海上空港を想定した超大型浮体式海洋構造物では、比較的剛性が弱いため、波浪中での弾性応答が重要となる。極短波長の波に対しても高精度で且つ短時間で計算できるよう、スプライン関数を使った新しい計算法を開発している。

  超多数の浮体群と水面波との流体力学的相互干渉に関する研究
コラム支持型超大型浮体では数千、数万というオーダーの要素浮体と水面波の流体力学的相互干渉を正確に計算する必要がある。それを可能にするために、「階層型相互干渉理論」を開発し、水槽実験によってその妥当性を検証している。

  高速水面衝撃に関する数値流体力学的研究
自由表面上での物体の水面衝撃は、砕波、空気巻き込みなどを伴う強非線形現象である。この力学現象を定量的に説明するためには、流体・気体を一体として解く新しい数値流体力学の手法を用いる必要がある。また、物体を弾性体として取り扱う必要もあるので、その基礎研究を行っている。


最近の行事、予定

  • 1月23日  所員会
  • 1月28日  日本学術会議分科会(於:東京)
  • 1月31日  日本試験水槽会議(JTTC)(於:大阪大学)
  • 2月4,5日  推進性能・運動性能合同研究会(於:大阪大学)
  • 2月7,8日  九州大学総理工大海専攻修士論文発表会
  • 2月25日  大学入試二次試験
  • 3月13日  外洋上プラットフォーム研究開発連絡会(於:海上技術安全研究所,東京三鷹)
  • 3月14日  三井造船昭島研究所との海洋工学研究会最終回(於:東京昭島)
  • 3月18,19日  海洋工学シンポジウム
  • 3月25日  九州大学卒業式,大学院修了式
  • 3月26〜28日 ITTC AC/EC (Executive Committee) Meeting (Copenhagen, Denmark)
  • 3月26〜29日 OC-2008 (Osaka Colloquium) (Osaka, Japan)

その他へのリンク

  日本学術振興会(JSPS)ホームページ
  科学研究費申請マクロ(To 明星大学)
  科学研究費申請マクロ(学術システム研究センター提供版)
  科学研究費マクロ掲示板
  九州大学国際交流部(JSPS各種募集事業申請)
  九州大学科研費ホームページ
  九州大学研究戦略企画室
  その他の競争的研究資金制度の情報
  研究開発支援総合ディレクトリ(研究者データベース)
  研究者公募情報 科学技術振興事業団「研究者人材データベース」 (JRECIN)
  科学技術動向研究センター専門調査員
  CIP User's Society(東京工業大学矢部研究室)
  福岡市関連のページ
  太宰府市関連ページへの入口
  大阪大学庚子造船会のホームページ
  今治西高等学校25期生302HRのホームページ
  さらにその他へのリンク

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