地球流体力学研究集会ホームページ

●研究集会の目的

 近年の計算機技術の著しい進歩により,地球・惑星大気や海洋の小規模渦から大規模循環まで,
計算機の上で再現できるようになりました.そして,人工衛星による宇宙からの観測は,地球・
惑星全域での広域情報の入手を可能にしています.今日では,地球科学は再現と検証の手段を得
て,先端科学のひとつに変貌しつつあります.そのような状況において,地球流体力学は数値計
算の結果や衛星観測の厖大なデータを整理し統一的な理解を得るのに,重要な役割を担う学問で
あります.本研究集会の目的は,複数の分野の地球流体力学に関連した研究者が一堂に会し,相
互に最新の情報を交換し,新しい学問の展開を模索するものです.

 学会発表では時間が無くて話しきれない方,どうぞご自由に参加してください.

●研究集会開催について

 九州大学応用力学研究所と東京大学大気海洋研究所(旧:海洋研)の間で,1999年より1年
交替で開催しています.

   問い合わせ先:新野宏  niino@aori.u-tokyo.ac.jp     東京大学海洋研究所
          和方吉信 wakata@riam.kyushu-u.ac.jp  九州大学応用力学研究所

●今後の集会開催予定

 * 2016年 3月1日〜2日:第17回地球流体力学研究集会

   開催場所 九州大学応用力学研究所
   集会題目 地球流体力学研究集会 「地球流体における波動と対流現象の力学」
   申込先  和方吉信まで wakata@riam.kyushu-u.ac.jp
        題目、簡単な要旨(200字程度)、著者(所属)と共著者(所属)の情報をお送りく
        ださい。
   関連HP www.riam.kyushu-u.ac.jp/oed/wakata/gfdhp.html
       (旅費を支援できる可能性があります.ご希望の場合はその旨ご連絡ください.)
   申込の締めきり  2016年2月10日

●過去に開催された研究集会 (PDFファイルを一部ご覧になれます)

1999年(応力研) 地球流体における波動現象 とその力学

・2000年(海洋研) 地球流体における渦の動態と力学

2001年(応力研) 惑星大気の力学

・2002年(海洋研) 地球流体における対流−その動態・構造と力学

2003年(応力研) 地球流体における波動と対流現象の力学

・2004年(海洋研)地球流体における渦の構造・動態と力学

2005年(応力研)地球流体における波動と対流現象の力学

・2006年(海洋研)地球流体における波動と対流の力学

2007年(応力研)地球流体における波動と対流の力学

・2008年(海洋研)地球流体における構造の組織化とパターン形成の力学

・2009年(応力研)地球流体における波動と対流の力学

・2010年(大気海洋研)地球流体における流れの変動性と持続性の力学

2011年(応力研)地球流体における波動と対流の力学

・2012年(大気海洋研)地球流体における流れのスケール間相互作用の力学

2013年(応力研)地球流体における波動と対流の力学

・2014年(大気海洋研)地球流体における流れの多様性と普遍性の力学

・2015年(応力研)地球流体における波動と対流の力学