雲やエアロゾルのリモートセンシングの研究を行い、気候システムにおける雲とエアロゾルの役割、大気放射と水循環について理解することを目的として活動している。雲レーダやライダを船舶や衛星に搭載し解析を行っている。観測データの解析手法を独自に開発し、全球における雲とエアロゾルの分布と放射特性の把握を目指している。国内外の衛星計画にも積極的に参加している。
研究項目としては次のようなものがある。
- 衛星搭載レーダ・ライダによる雲の全球分布と微物理特性の解析
- ライダによるエアロゾル全球分布の研究
- 数値モデルにおける雲とエアロゾルの再現性の検証
- 氷粒子のライダとレーダに対する非球形粒子の散乱過程
- ライダやレーダに対する雲粒子の多重散乱過程
- 日欧共同衛星計画EarthCAREに向けたアルゴリズム開発
- 将来の衛星計画への参加と推進
委員等:
日本欧州共同衛星計画EarthCARE共同議長(co-chair)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)EarthCARE衛星 プロジェクトサイエンティスト
CloudSat-CALIPSO joint science team member
国際気象学・大気科学協会 国際放射委員会 ( International Association of Meteorology
and Atmospheric Sciences, International Radiation Commission; IAMAS-IRC)運営委員