第７回地球流体力学研究集会「地球流体における波動と対流現象の力学」
九州大学応用力学研究所の共同利用事業の一つとして、下記のような研究集会を開催致しましたのでご案内申し上げます。
研究集会代表者 新野 宏 （東大 海洋研究所）
記
日時: 2006年3月13日（月）～3月14日（火）
会場: 九州大学筑紫キャンパス 応用力学研究所 新棟６階 W601号室
〒816-8580 福岡県春日市春日公園 6-1
Tel. 092-583-7240（世話人 和方） http://www.riam.kyushu-u.ac.jp（HP参照）
プログラム
３月１３日（月）
13:00-13:10 代表者挨拶 新野 宏（東京大学 海洋研究所）
13:10-13:40 小坂 洋介・中村 尚（東京大学大学院 理学系研究科）
月平均場に見られるPJパターンの構造と力学
13:40-14:10 杉本 憲彦（名古屋大学 工学研究科計算理工学専攻)、
石岡 圭一（京都大学 理学研究科地球惑星科学専攻）
浅水系における非定常な渦流からの重力波放射ーパラメータ走査実験ー
14:10-14:40 岩尾 航希（東京大学 気候システム研究センター）
夏季北東アジア乾燥域における降水分布とその経年変動
14:40-14:50 Break
14:50-15:20 野口 宗宏（九州大学大学院 総合理工学府）
伊賀 啓太（東京大学
海洋研究所）
大気のカルマン渦列の形状に及ぼす渦管の繋がり方の影響
15:20-15:50 前島 康光（東京大学 海洋研究所）
対流圏上層にみられた渦列の成因について
15:50-16:20 伊ヶ崎 英雄（九州大学大学院
総合理工学府）
中間規模東進波の統計解析
16:20-16:30 Break
16:30-17:00 末吉 雅和・ 岩山 隆寛（神戸大学大学院 自然科学研究科）
Charney-Hasegawa-Mima方程式のasymptotic
modelのHamilton形式
17:00-17:30 村上 真也・ 岩山 隆寛（神戸大学大学院 自然科学研究科）
β面上の強制2次元乱流における帯状流の東西非対称性のパラメータ依存性
17:30-18:00 北村 祐二・石岡 圭一（京都大学大学院 理学研究科）
回転球面上の浅水系乱流における赤道ジェットとその加速メカニズム
３月１４日（火）
9:30- 10:00 和方 吉信（九州大学
応用力学研究所）
衛星海面高度より求めた赤道波の振動数波数スペクトル
10:00-10:30 三寺 史夫（北海道大学 低温科学研究所）
局所的な混合によって生ずる海洋循環の非線形力学
10:30-11:00 秋友 和典（京都大学大学院 理学研究科）
高緯度海域における対流現象：状態方程式の非線形性に注目して
11:00-11:10 Break
11:10-11:40 中村 啓彦（鹿児島大学 水産学部）
琉球海流系の力学
11:40-12:10 磯辺 篤彦（九州大学大学院 総合理工学府）
日本海cold-air outbreakに準10年周期変動をもたらす大気と縁辺海の相互作用
12:10-12:40 古川 祐貴（東京大学 海洋研究所）
回転系における水平シア流と熱対流との相互作用
12:40-13:30 LUNCH
13:30-14:00 三村 和男（東海大学 教養学部）
無限自由度を持つ現実流体における低次カオスの出現条件
14:00-14:30 松島 和宏（東海大学連合大学院 地球環境科学）
三村 和男（東海大学 教養学部）
室内実験による半球規模地球対流圏の再現
14:30-15:00 乙部 直人（福岡大学 理学部地球圏科学科）
鉛直閉ループの対流の可視化
15:00-15:10 Break
15:10-15:40 池田 恒平・高橋 正明（東京大学 気候システム研究センター）
山本 勝（九州大学 応用力学研究所）
金星大気大循環モデルの開発とシミュレーション
15:40-16:10 中島 健介（九州大学大学院 理学研究院）
タイタンの「対流雲」の諸問題