研究室紹介

当研究室では、海洋循環の謎を解明し、さらにその将来を予測する研究と教育をおこなっています。数値モデルを主な手段として、人工衛星や船舶海洋観測も積極的に利用しています。最新の技術や知見を統合化した一例として、下図に九州周辺海域の海況をリアルタイムで示しています(自動更新中)。正確な海況予測は、漂流物の予測や船舶の運航などに役立ち、さらには気候システムや水産資源の変動を理解する一助にもなります。海洋物理学の基礎理論から応用・現実的課題まで多様な研究テーマが待ち受けています。

表層水温と流速

ニュース

  • 広瀬教授の論文 "Non-linear long-term trend in volume transport through the Korea/Tsushima Strait" が、Frontiers in Marine Scienceに受理されました。(こちら)(2023年11月14日)
  • 刘天然さんが"鹿児島大学"に就職しました。(2023年10月1日)
  • 伊藤さんの博士論文 "沿岸漁船観測データを利用したケンサキイカ漁場予測" が受理され、博士号が授与されました。(2023年9月25日)
  • 伊藤毅史さんが博士論文 " 沿岸漁船観測データを利用したケンサキイカ漁場予測 " にて学位申請しました(PDF)。 令和5年7月26日(水)に公聴会が行われました。(2023年7月26日)
  • 伊藤毅史さん、広瀬教授の論文 "Prediction of potential fishing grounds of swordtip squid (Uroteuthis edulis) based on a physical–biochemical coupled model " がFisheries Oceanographyに掲載されました。(こちら)(2023年7月11日)
  • 新一年生の山下 覚くんと畠山 義嗣くんが当研究室に配属されました。(2023年4月5日)
  • 谷口 勝平くんが修了しました。(2023年3月20日)
  • 広瀬教授が共著者の論文「由良川出水に起因する若狭湾の急潮」が、2022年度水産海洋学会論文賞を受賞しました。(こちら)(2023年2月20日)
  • 新一年生のJIA TIANCHENG君が当研究室に配属されました。(2022年10月1日)
  • 西日本新聞のケンサキイカに関する記事の中で、山口さんのコメントが掲載されました。(記事はこちら)(2022年3月23日)
  • 刘さんの博士論文" High-resolution modeling of ocean energy southwest of Japan(日本南西域における海洋エネルギーの高解像度モデリング)"が受理され、博士号が授与されました。(2022年3月23日)
  • 刘さんが博士論文" High-resolution modeling of ocean energy southwest of Japan(日本南西域における海洋エネルギーの高解像度モデリング)"にて学位申請しました(PDF)。 令和4年2月1日(火)に公聴会が行われました。(2022年2月1日)
  • 劉さん、広瀬教授の論文 " Comparison of surface and lateral boundary conditions controlled by pseudo-altimeter data assimilation for a regional Kuroshio model " がJournal of Oceanographyに掲載されました。(こちら)(2022年1月23日)
  • 金さんが2021年度日本海洋学会奨励論文賞を受賞しました。(2021年9月15日)
  • 広瀬教授の論文 " Vertical viscosity coefficient increased for high-resolution modeling of the Tsushima/Korea Strait " がJournal of Atmospheric and Oceanic Technologyに掲載されました。(こちら)(2021年5月3日)
  • 新一年生の谷口 勝平くんが当研究室に配属されました。(2021年4月5日)
  • 本島 太郎くんが九州大学大学院総合理工学府賞を受賞しました。(こちら)(2021年3月24日)
  • 高原 淳史くん、本島 太郎くんが修了しました。(2021年3月24日)
  • 2020年11月29日放送のサイエンスZERO(NHK)にて、広瀬教授が台風10号に対する海面水温の影響についてコメントしました。(こちら)(2020年11月29日)
  • 金研究員が"Korea Institute of Ocean Science and Technology(KIOST)"に就職しました。(2020年10月28日)
  • 将来の水産業を担う人材の育成などを目的として、水産高校等の教育機関に専門的な授業を行うスマート水産業現場実装委員会に広瀬教授が参加しています。(こちら)(2020年9月30日)
  • 2020年9月20日放送のNHKニュースにて、台風10号が事前の予報ほど勢力を強めなかった一因について広瀬教授が提起しました。(こちら)(2020年9月20日)
  • 金さんの博士論文" Biological contributions to dissolved oxygen concentration in a marginal sea based on a coupled physical-biogeochemical model(縁辺海の溶存酸素濃度に対する生物効果の数値モデリング)"が受理され、博士号が授与されました。(2020年8月31日)
  • 金さんが博士論文" Biological contributions to dissolved oxygen concentration in a marginal sea based on a coupled physical-biogeochemical model(縁辺海の溶存酸素濃度に対する生物効果の数値モデリング)"にて学位申請しました。令和2年7月3日(金)に、大海専攻にて公聴会が行われました。(2020年7月3日)
  • 劉さん、広瀬教授の論文 "Estimation of ocean thermal energy potential in the Aguni Basin" がApplied Ocean Researchのホームページで公開されました。(こちら)(2020年6月22日)
  • 2020年5月12日放送のNHK WORLD-JAPANにて、広瀬教授がリードするICTスマート漁業の取り組みが紹介されました。(こちら)(2020年5月12日)
  • 山口 忠則さん、伊藤 毅史さん、パク ヨンミンさんの3名が博士課程(社会人コース)として当研究室に配属されました。(2020年4月1日)