国立大学法人九州大学 応用力学研究所

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所長写真(R2-)

応用力学研究所は、力学とその応用に関する科学的に重要性の高い先端的課題に関して、国際的に高い水準の研究成果を上げるとともに、現在の人類社会にとっての重要課題である地球環境とエネルギー問題に関するプロジェクト研究に取り組み、社会に貢献する活動を推進しています。

応用力学研究所の歴史は、1942年に設立された流体工学研究所と1943年に設立された弾性工学研究所の2つの研究所を元に、1951年に流体と材料に関する研究を行う研究機関として始まりました。その後組織改編の変遷を得て、学術的基盤を発展させる核融合力学部門、新エネルギー力学部門、地球環境力学部門の3つの部門と、社会の要請に応える実用実証を目指す、高温プラズマ理工学研究センター、自然エネルギー統合利用センター、大気海洋環境研究センターに、2022年4月1日に初の国際研究拠点として設立された海洋プラスチック研究センターを加えた4センターの研究体制となりました。また、同時期に、応用力学研究所が中心となり、工学研究院、エネルギー研究教育機構、システム情報科学研究院、マス・フォア・インダストリ研究所、グローバルイノベーションセンターが参画した全学の洋上風力研究教育センターが新設されました。2023年4月1日には、自然エネルギー統合利用センターが再生可能流体エネルギー研究センターへと改組されます。これらの体制で、核融合・プラズマ、新エネルギー、地球環境の各分野で理学と工学を融合し、基礎研究、応用研究、大型プロジェクトを実施しています。さらに共同利用・共同研究拠点として、地球環境とエネルギーの理工学に関する大型実験施設、衛星解析技術、モデリング技術、特長的な核融合・プラズマ装置、センシング技術等を共同利用に供することで、国内・国際共同研究を推進し、新エネルギー、地球環境、非平衡極限科学分野の研究や異分野融合研究において、新たな学理の創出を目指しています。

大学院教育として総合理工学府と学部教育として工学部融合基礎工学科の協力講座をそれぞれ担当しており、次世代の研究者を育成しています。

応用力学研究所は、国内外の様々な研究機関の連携を強化して、国際的な研究拠点として研究活動を推進していきます。

九州大学応用力学研究所長  岡本 創

 

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