共同研究装置の概要｜九州大学応用力学研究所

5. 共同研究装置の概要（2025 年度共同利用研究）

問い合わせ先：　内田　孝紀

【地球大気動態シミュレーション装置（境界層風洞）： 1998 年度設置】

◆ 風洞

◆ 付属計測機器

項　目	仕　様
超音波風速計	5［cm］スパン（WA(T)-395　カイジョー製）
熱線風速計	4ch（MODEL-1011　力ノマックス製）
分力計	3分力検出器（最大荷重 30[kgf], 和泉測器製）, ストレインアンプ 6ch（DA-18A 東京測器研究所製）
分析計	4ch FFT アナライザー（CF-9400A　小野測器製）

※ 実験棟には天井走行クレーン（最大荷重1.0t）を配備

問い合わせ先：　内田　孝紀

【大気海洋システム解析実験装置（温度成層風洞）： 1991 年度設置】

◆ 風洞

項　目	仕　様
形　式	単回路吸い込み式
成層装置	鉛直方向にヒータを配置（3 [cm]×40段）各段個別に温度設定可能，最大加熱気流温度 150 [℃] (0.5[m/s]時)
測定部床面風速範囲	1.5 [m] 幅×1.2 [m] 高×13.5 [m] 長独立に温度設定可能なパネル 10 枚設置（温度範囲 4 ～ 80 [℃]） 0.1 ～ 2 [m/s]
トラバース装置	X = 0 ～ 12 [m]，Y = 0 ～ 1 [m]，Z = 0 ～ 0.6 [m] 範囲で移動可能（電動）

◆ 付属計測機器

問い合わせ先：　胡　長洪

【深海機器力学実験水槽】

◆ 水槽

項　目	仕　様
水槽本体	長さ 65 m，幅 5 m，深さ 7.5 m（標準水深 7 m）中央部観測窓：高さ 2 m，幅 1.5 m
造波機	10 分割プランジャー型最大波高 0.3 m 造波の種類：規則波, 不規則波, 方向波
曳航装置	最高速度 3.0 m/s, 最大加速度 0.05 G

◆ 付属装置

項　目	仕　様
船体運動計測装置	Heave, Pitch, Surge, 波浪中抵抗増加の計測が可能
強制動揺装置（Heave, Pitch）	最大振幅 200 mm, 最高周波数 2 Hz
強制動揺装置（Surge, Sway）	最大振幅 250 mm, 最高周波数 2 Hz
波高計	容量式（計測範囲 ± 150 mm）, サーボ式（計測範囲 ± 150 mm）
検力計	定格 50 kgf タイプ（Fx 50 kgf, Fz 50 kgf, My 25 kgf・m）定格 20 kgf タイプ（Fx 20 kgf, Fy 20 kgf, Fz 20 kgf）
動歪計	周波数特性 2kHz

※ 実験棟には上記装置のほかに天井走行クレーン（2.8t）と循環濾過装置を有している。
※ その他水槽試験に関する装置の詳細については、直接お問い合わせ下さい。

問い合わせ先：　東藤　貢

【走査型電子顕微鏡 S-4000 形】

項　目	仕　様
分解能	1.5 nm（加速電圧 30 kV，WD ＝ 5 mm）
倍率	20 ～ 300,000 倍
電子光学系電子銃引出電圧（Vext）加速電圧（Vacc）レンズ系対物レンズ絞り非点補正コイル走査コイル	冷陰極電界放射形 0 ～ 6.5 kV 0.5 ～ 30 kV（100 V ステップ） 2 段電磁レンズ縮小方式可動絞り（真空外より 4 孔切替え及び微調可能）セルフクリーニング形簿膜絞り電磁方式，2 段電磁偏向方式
試料微動装置 X 移動 Y 移動 Z 移動傾斜回転試料サイズ	0 ～ 100 mm（連続） 0 ～ 50 mm（連続） 5 ～ 35 mm（連続） 0 ～＋60 度 360 度（連続）最大 102 mm（直径）
画像表示表示方式観察用モニタ撮影用 CRT	画像メモリ内蔵による静止画像表示（全走査速度） 12 インチ TV モニタ 2 台（画像メモリ 1 台含む）超高分解能形（有効視野 120 × 90 mm）1 台